付き合い始めた頃は、優しかった。
毎日連絡をくれたし、会う時間も作ってくれた。
夕飯を食べるときも、
「何食べる?」
と聞いてくれて、いろいろなお店を探してくれた。
「ここ行ってみない?」
そんなふうに提案してくれることもあった。
だから私は、
「大切にしてくれているんだな」
と思っていた。
ところが、付き合ってしばらくすると、少しずつ何かが変わってきた。
連絡は今まで通り毎日くれる。
会うこともある。
だから、一見すると何も問題がないように見える。
でも、なぜか以前とは違う。
いつの間にか、相手の予定に合わせるようになった
会う約束をするときも、
「この日なら空いてるよ」
と、相手の予定が基準になる。
私は自分の予定を調整して合わせる。
でも、
「私のこの日はどう?」
と聞いてもらえることは、ほとんどない。
気づけば、
私が相手に合わせることが当たり前になっている。
最初の頃は、お互いに予定を合わせようとしてくれていたはずなのに。
「何食べたい?」が、いつの間にか丸投げに
以前は、「今日は何食べる?」
と言いながら、お店を探してくれた。
いろいろ調べて、
「ここ美味しそうだよ」
と提案してくれた。
その時間も、私は嬉しかった。
でも、いつの間にか、
「何食べたい?」
「どこでもいいよ」
「決めていいよ」
になっていく。
聞いてくれているようで、
結局、決めるのは私。
お店を探すのも私。
予約するのも私。
そんなことが増えていく。
「会ってくれる」だけでは、満たされない
毎日連絡をくれる。
会ってもくれる。
だから、
「贅沢を言っているのかな」
と思ってしまうこともある。
でも、恋愛で大切なのは、
会う回数だけではないと思う。
自分のことを考えてくれている。
喜ばせようとしてくれる。
こちらの都合も気にしてくれる。
そういう小さな気遣いがあると、
「大切にされている」
と感じるものです。
慣れたから、仕方がない?
付き合いが長くなれば、最初の頃のような緊張感がなくなるのは当然です。
毎回デートを計画しなくてもいい。
いつも相手を喜ばせようと頑張らなくてもいい。
それは、悪いことではありません。
でも、
「慣れたこと」と「相手への気遣いがなくなること」は、同じではない。
私はそう思います。
親しくなったからこそ、相手のことを雑に扱っていいわけではない。
「私が合わせればいい」と思わなくていい
相手の予定に合わせることが続くと、
「まあ、私が合わせればいいか」
と思ってしまう。
食事も、
「私が決めればいいか」
となる。
最初は気にならなかったことが、少しずつ積み重なっていく。
そして、ある日ふと思う。
「なんで私ばかり合わせているんだろう?」
その違和感は、無視しなくてもいいと思う。
大切にされているかは、小さなところに出る
「好きだよ」
と言ってくれるかどうかだけではなく、
自分の予定も大切にしてくれるか。
こちらの希望を聞こうとしてくれるか。
一緒に過ごす時間を、二人で作ろうとしてくれるか。
そういう日常の小さなところに、その人の気持ちは表れることがあります。
もちろん、相手にも仕事や予定がある。
いつもこちらを優先してほしい、という話ではありません。
大切なのは、
「お互いに合わせようとしているか」
なのだと思います。
私が思うこと
付き合い始めの頃は、
「この人に喜んでもらいたい」
という気持ちがあった。
でも、関係が落ち着いてくると、
「これくらいでいいだろう」
になってしまう人もいる。
それは、愛情がなくなったとは限りません。
ただ、
相手がいることに慣れすぎて、相手への気遣いまで忘れてしまっているのかもしれません。
でも、私は思う。
好きな人なら、
長く付き合っても、
「今日はどこ行きたい?」
「何食べたい?」
「この日はどう?」
と、お互いを気にかける関係でいたい。
完璧じゃなくていい。
いつも相手を優先しなくてもいい。
ただ、
「あなたのこともちゃんと考えているよ」
という気持ちは、時間が経っても残っていてほしい。
まとめ
付き合ってしばらくすると、相手の態度が少しずつ変わることがあります。
連絡がなくなったわけでもない。
会わなくなったわけでもない。
それでも、
「なんだか前と違う」
と感じる。
そんなときは、相手の行動を一つひとつ責めるのではなく、
「私は今、この関係の中で大切にされていると感じているかな?」
と、自分の気持ちを見つめてみてもいいのかもしれません。
恋人だから、いつも自分が合わせなければいけないわけではありません。
あなたの予定も、
あなたの希望も、
あなたの気持ちも、
同じように大切にされていいものです。
付き合い始めだけではなく、
時間が経っても、
「この人と一緒にいると大切にされていると感じる」
そんな恋愛ができたらいいですよね。
付き合う前は頑張りますよね、でも慣れてくると「素」が出てきてしまう、
それを「自分にだけ見せてくれる」と喜ぶか「雑に扱われている」と感じるかは「当人」でないと
わからないと思います。
自分自身も「素」でいられることも大切です。「今、その人といる自分が好きって言えるか」
指標になるかもしれません。


コメント