回復という言葉を聞くと、 「もう苦しくない状態」 「問題が片づいたあと」 そんなイメージを持つ人が多いかもしれない。
でも実際には、 人生の問題が終わらないまま、 回復だけが先に始まることもある。
私にとっての回復は、 終わっていない現実の真ん中で起きているものだった。
「解決してから回復する」わけじゃなかった
毒親の影響から回復するには、
- 親と完全に距離を取る
- 環境が整う
- 心が安定する
そうなってからだと思っていた。
でも現実は違った。
問題はまだ続いている。 迷いも、不安も、責任も残っている。 それでも、 感じ方だけが先に変わり始めた。
以前との決定的な違い
同じように大変な状況でも、 前と今では、決定的に違うことがある。
それは、 「これは全部、私のせいだ」 と無意識に引き受けなくなったこと。
完全に手放せたわけじゃない。 でも、 一瞬立ち止まる余白が生まれた。
現在進行形だから、揺れる
終わっていない現実の中にいると、 どうしても心は揺れる。
- 今日は大丈夫
- 明日はしんどい
その繰り返し。
でもそれは、 回復が不安定だからではなく、 生きている現場にいるからだと思う。
「休んでいい」と思えるようになったこと
以前の私は、 休むことにも理由が必要だった。
限界だから。 体調が悪いから。 誰かに許されるから。
今は少し違う。
「今日はここまででいい」 そう思える日が出てきた。
それは、 何かが終わったからじゃなく、 自分の感覚を信じ始めたからだった。

役立たずでいい
回復は、静かで分かりにくい
回復は、 劇的に分かるものじゃない。
- 罪悪感が少し薄れる
- 立ち止まる時間が増える
- 自分に聞く回数が増える
その小さな変化が、 あとから振り返って、 「あれが回復だったんだ」と分かる。
まとめ
終わっていない現実の中でも、 回復は進んでいる。
問題が残っているからといって、 回復していないわけじゃない。
もし今、 「まだ何も解決していない」と感じているなら、 それでも起きている小さな変化に、 目を向けてみてほしい。
回復は、 人生の途中で、 静かに始まる。


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