気づいたら、ずっと戦っていた。
怒鳴られているわけでもないのに
否定されているわけでもないのに
どこかでずっと、身構えていた。
「ちゃんとしなきゃ」
「嫌われないようにしなきゃ」
「役に立たなきゃ」
いつもどこかで、力が入っていた。
でもある日、ふと思った。
——誰と戦っているんだろう。
相手?
社会?
仕事?
違った。
戦っていたのは、
「ダメな自分にならないように」という恐れだった。
小さいころから染みついた
“責められないための努力”。
失敗しないように。
迷惑をかけないように。
嫌われないように。
それは、生きるための知恵だった。
でも、もう
あの頃の環境は、ここにはない。
今の私は、
そこまで戦わなくても大丈夫な場所にいる。
それでも体は覚えている。
緊張する癖。
防御する癖。
だから私は、少しずつ教えている。
「もう戦わなくていいよ」って。
全部をやめなくていい。
急に変わらなくていい。
ただ、力を抜く時間を増やしていけばいい。
戦わない私は、
弱いんじゃなかった。
やっと安心しはじめただけだった。
「ちゃんとしなきゃ」が苦しかった理由はこちらの記事に書いています


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