「自己肯定感を上げましょう」
その言葉を聞くたびに、
少し苦しくなっていた。
上げなきゃいけない。
変わらなきゃいけない。
今のままじゃダメなんだ。
そう言われている気がして。
でも私は、
もう十分がんばっていた。
これ以上、どこをどう努力すればいいのか、
正直わからなかった。
自己肯定感が低いのは、あなたのせい?
自己肯定感が低いのは、
努力不足だからではない。
多くの場合、
- 否定され続けた経験
- 条件つきで愛された記憶
- 「役に立たないと価値がない」という思い込み
そういう環境の中で、
少しずつ削られていったもの。頑張らないと愛されない、と思っていたころの話も以前書きました。
だから、
“低い自分”が悪いわけじゃない。
守るために身につけた感覚だっただけ。
無理に上げようとすると、苦しくなる理由
自己肯定感を「上げよう」とすると、
今の自分を否定することになる。
「今のままじゃダメ」
という前提があるから。
それは、
昔言われ続けた言葉と、少し似ている。
だから苦しくなる。
上げなくていい、という選択
自己肯定感は
高めるものというより、
削られたものを
少しずつ取り戻すものなのかもしれない。
いきなり好きにならなくていい。
でも、
嫌わなくてもいい。
そのくらいの距離からでいい。
私が「上げなくていい」と思えたきっかけは、
ある一冊の本でした。
がんばれとも、変われとも言わない。
ただ、今のままでいいのかもしれないと
静かに思わせてくれた本です。
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自己肯定感を上げなきゃ、と苦しくなっているなら。
もしかしたら、
もう十分がんばってきた人なのかもしれない。
上げなくていい。
まずは、
これ以上削られない場所を選ぶことから。仕事がきつかった理由は、能力不足じゃなかった
と気づいたときの話はここから。
それでも、きっと十分。


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