「変わらなきゃ」と、ずっと思っていた。
もっと前向きにならなきゃ。
もっと自信を持たなきゃ。
もっとちゃんとした人にならなきゃ。
できない自分を見るたびに、
「このままじゃダメだ」と焦っていた。
でもあるとき、ふと疲れてしまった。
変わろうとすることに、
一番エネルギーを使っていたのは、実は自分を責めることだった。
「どうしてできないの?」
「また同じこと繰り返してる」
「こんなんじゃどこに行っても無理」
そんな言葉を、自分に向け続けていた。
ある日、
もういいや、と思った。
変わらなくてもいい。
今すぐ前向きになれなくてもいい。
自信がなくてもいい。
そうやって力を抜いたとき、
ほんの少しだけ呼吸が深くなった。
何も解決していないのに、
少しだけ、楽になった。
変わることよりも先に、
「今のままでもいい」と認めることが必要だったのかもしれない。
私はずっと、
“今の自分”を飛び越えて、
理想の自分になろうとしていた。
でも本当は、
今ここにいる自分を置き去りにしていた。
変わらなきゃと思うたびに、
今の自分を否定していた。
やめてみたらわかった。
変わらなくても、
ちゃんと時間は進む。
焦らなくても、
少しずつ整っていく。
無理に上に引き上げなくても、
心は自然に浮かび上がることがある。
変わらなきゃをやめたら、
私は少し楽になった。
それだけで、今日は十分だった。
自己肯定感を上げようとしなくていい、と思えた日の話はこちら自己肯定感を上げようとしなくていい

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