「どうして私は、こんなに頑張れないんだろう」
仕事が続かないとき、
転職を迷って動けないとき、
周りが前に進んでいるように見えるとき。
私はずっと、
「自分がダメだから」
「根性がないから」
そうやって自分を責めていた。
でも、あるときふと気づいた。
私は“頑張れない人”だったんじゃなくて、
もう十分すぎるほど頑張って、疲れ切っていただけだったんだと。
思い返してみると、
気を張り続ける環境の中で、
自分の感覚よりも「求められる役割」を優先して生きてきた。
無理をしている自覚すらないまま、
「普通にできていない自分」を責め続けていた。

周りはみんなちゃんとしてるのに
頑張れなくなったのは、
怠けたからでも、甘えたからでもない。
体も心も、ちゃんとブレーキをかけてくれていただけだった。
何もしない時間が増えたとき、
私は「また逃げている」と思った。
でも今ならわかる。
あの時間がなかったら、きっと壊れていた。
止まることは、後退じゃなかった。
回復のために必要な時間だった。
もし今、
「頑張れない自分」を責めている人がいたら、
一度だけ立ち止まって問い直してほしい。
本当に足りないのは、努力だろうか。
それとも、休む余白だろうか。
頑張れない自分を責めるのをやめたとき、
少しだけ、呼吸が楽になった。
回復は、そこから静かに始まった。


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