頑張らないと愛されない、と思っていた

回復の途中

気づいたのは、最近だった。

私はずっと、
「頑張らないと愛されない」
と思って生きてきた。

いい子でいなければ。
迷惑をかけてはいけない。
期待を裏切ってはいけない。

役に立たない私は、
存在してはいけない気がしていた。

だから仕事も、
限界までやるのが当たり前だった。

体力がなくても。
心がすり減っても。
「まだ足りない」と思っていた。

本当は、
誰かに認めてほしかったんだと思う。

大丈夫だよって。
そのままでいいよって。

でも、それを外に求めるほど、
私はまた頑張ってしまった。

評価されることでしか、
安心できなかった。


ある日、ふと気づいた。

私は“愛されたい”んじゃなくて、
“安心したかった”んだって。

条件つきの愛じゃなくて。
成果と引き換えの承認じゃなくて。

ただそこにいるだけで、
否定されない場所が欲しかった。


今、少しずつわかってきた。

頑張らなくても、
存在は消えない。

役に立たなくても、
価値はなくならない。

愛は、交換条件じゃなかった。

もし今も、
無意識に頑張り続けている人がいたら。

それは怠けじゃない。
わがままでもない。

きっとどこかで、
「頑張らないと愛されない」と
思わざるを得なかっただけ。

もう、少しだけ。

頑張ることをやめても、
大丈夫かもしれない。

あなたはもう、
十分、ここまで来ている。

「仕事がきつかった理由は、能力不足じゃなかった」と気づいたときの話はこちら

仕事がきつかった理由は、能力不足じゃなかった

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